装飾 INTERVIEW 04

「利用者様を良くしたい」が
すべてのモチベーションの源です。

K・J
理学療法士(PT)

K・J

介護老人保健施設 あじさいガーデン伏見 2020年入職
PROFILE
野球をしていた中学生時代、ケガで理学療法士の施術を受けたことをきっかけに当職を目指す。専門学校を卒業後、当施設にて勤務を開始。現在、2年目にしてプリセプター研修を任されるなど、若手として日々奮闘している。
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できなかったことができるようになる、そのサポートがしたく当職を選びました。
幼いころから漠然と医療職に就きたいと考えており、野球をしていた中学生のとき、理学療法士の方にお世話になったことをきっかけにこの仕事に興味を持ちました。当時、身体面だけでなくメンタル面まで丁寧にケアをしていただき、私も誰かの「できなかったことができるようになる」をサポートしたいと、高校を卒業後、理学療法士になるための専門学校に進学しました。当施設を知ったのは、専門学校の就職説明会。規模が大きく、さまざまな疾患や症例にふれることができる点や職場の雰囲気に魅力を感じ、ここで頑張りたいと入社を決め、半年間の研修を終えたのち、現在は一人で利用者様を任せてもらえるようになりました。1日に15、6名のリハビリを担当し、合間にカルテの作成などの事務処理も行っています。また2年目となった現在、新入職員のプリセプター研修も受け持つことになり、教えることの難しさを感じながら、私も一緒に成長できたらという思いで取り組んでいます。
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他職種スタッフとのきめ細やかな連携が、リハビリの質の向上には不可欠です。
社会人となり実務経験を重ねるなかで、以前にも増して「利用者様の状態を良くしたい」という想いが強くなりました。そのために意識しているのは、他職種のスタッフとの連携です。理学療法士である私が利用者様と関われるのは、一度のリハビリにつき20分間。その中で今の状態を100%把握するには、どうしても時間が足りません。そこで、日常的に利用者様と接している介護士や看護師のスタッフの方に「日中の様子、どうでしたか」「夜中はどうでしたか」と質問し、変わったことがあれば次のリハビリに活かすなどして、限られた時間をできる限り有意義なものにできるよう努めています。当施設では自宅への復帰がリハビリの主たる目的であるということもあり、利用者様が安心して日常に戻れるよう、さまざまな職種の方に協力を得ながら、今の自分にできる最大限のサポートを心がけています。
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自主的に参加してもらうための声掛けなど、磨くべきは知識・技術に留まりません。
利用者様のなかには、ときどきリハビリを拒否される方もいらっしゃいます。なぜやりたくないのかをお聞きし、特に痛みなどがないようであれば「ちょっとだけやってみましょう」と誘導するのですが、実はこの声かけがとても難しい。以前は「もういいわ」と言われると、そのまま引き下がってしまっていました。これではいけないと先輩からアドバイスしてもらった声かけの仕方を踏まえて実践しているものの、正直まだ苦手意識は取り払えていません。リハビリは、こちらの一方的な思いだけでは成り立ちません。いかに「やろう」と思ってもらえるか、協力してもらえるか、今後も試行錯誤は続きます。理学療法士としてまだ駆け出したばかりですが、将来的には、利用者様はもちろん、一緒に働くスタッフにも頼りにしてもらえるような、そんな存在になりたいです。知識や技術の習得はもちろん、現場での対応力も磨きながら、一歩ずつ、目標とする理学療法士像に近づいていきたいと思います。
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SCHEDULE装飾

一日の流れ

8:45
リハビリテーション科全体朝礼
9:00
入所ミーティング、申し送り
9:30
リハビリテーションの実施

※9:30~10:30まで機能訓練室で実施。
 10:30~居室で実施。

11:45
食事ラウンド

※月2回食事カンファレンス実施
 12:00~12:30

12:00
昼休憩
13:00
リハビリテーションの実施
14:45
カルテ記載

※週2回カンファレンス実施
 15:00~

15:15
リハビリテーションの実施
16:30
夕礼
16:45
書類作成、整理
17:15
終了
先輩からのメッセージ
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先輩からのメッセージ

入職し、早いもので1年が経過しました。実感しているのは、いわゆる「報連相」の大切さです。実は、私はこのうちの「相談」があまり得意ではなかったのですが、今年、後輩を迎え自身が指導する立場となったことをきっかけに「あのとき、先輩は自分が相談するのを待っていてくれたんだ」と気づくことができました。忙しそうにしていると、どうしても「時間をもらうのは悪いかな」などと考えてしまうかもしれませんが、気兼ねなく、分からないことやそれに関するご自身の考えなどを共有してもらうことで、ともに成長していければと思っています。
取材日:2021年7月

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